うつのみや花火大会とは
◆これまでのうつのみや花火大会
宇都宮市の花火大会は、1984年に『祝’84とちぎ博きぬ川大花火大会』として初めて開催されました。当時は地元企業が主催・協賛をしていましたが、2003年に起きた地元経済の冷え込みから翌年からの開催はやむなく中止となりました。
◆ボランティアの有志により復活
そして中止から4年目の2007年。
「もう一度宇都宮の夜空に花火を上げたい」と集まった有志が実行委員会を結成し、ボランティア運営による異例の復活を遂げました。
たった数人から始まった委員会でしたが、次第に人数は増え活動が活発になり、その年の本番には50人もの有志が集まりました。
たった数人から始まった委員会でしたが、次第に人数は増え活動が活発になり、その年の本番には50人もの有志が集まりました。
2012年には「この花火大会が途切れることなく百年先も続くように」と花火大会としては初の特定非営利活動法人「NPO法人うつのみや百年花火」を立ち上げました。
◆子供達の笑顔のために、この花火を見てくれるすべての人に
ボランティア運営として改めてスタートしたうつのみや花火大会でしたが、この9年間には様々な困難がありました。
2008年は「ゲリラ豪雨」による大会順延、翌年の開催に大きな影を落としたリーマンショック、そして2011年の東日本大震災。
それでも「この花火を見てくれる子供たちの笑顔のために、この花火を見てくれるすべての人に。」私達メンバーはその想いで9年間前向きに挫ける事なく、毎年開催し続けました。
◆復活から10年そして100年先まで
皆様の温かいご支援・ご協力のお陰で、ボランティア運営のうつのみや花火大会は今年度で10周年を迎えます。
しかし、昨年の9月に発生した関東・東北豪雨により、栃木県内・宇都宮市内は数多くの被害を受け、花火大会が開催される鬼怒川道場宿も深刻な被害を受けました。
当災害を受け、私達はその二か月後の昨年11月に復旧・開催に向けて動き始めました。
「絶対に無理だ。できるわけがない」という不可能とも思える状態から復活した先輩達の想いを、今年度の「うつのみや百年花火」メンバーが受け継ぎ、今年も大会を絶対に成功させます。
子供たちの笑顔の為に、うつのみや花火大会が100年続くようにご支援・ご協力よろしくお願いいたします。